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BSoD-Windows Xp ブルースクリーン [デジもの]

概要:

2011年の2月の後半にさしかかった頃、
古いPCの調子が悪くなった。

ある朝、起動しようとすると、
BSoD(Blue Screen of Death)が発生。
死のブルースクリーンといわれる、アレだ。

結論から言うと、あれこれ試しながら対応した結果、
PCは一応安定し、通常の利用には問題なくなっている。

その経緯を備忘録のため記しておく。


対応の記録:
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状況の再確認
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まずは、状況を整理し、対応開始することにした。

■機体
DELL Dimension 4500c

OS:Windows XP SP3
CPU:Pentium 4 2.0GHz
メモリ:266-MHz DDR SDRAM(non-ECC) 768MB(512MB+256MB)
HDD:120GB
グラフィック:nVidia GeForce 420MXシリーズ

■発生状況

普段は起動しっぱなしのデスクトップだが、
久しぶりに電源ダウンさせて、土日を挟んで
月曜の朝に起動させようとしたところ、
起動後数分でBSoDとなった。

再度起動させると、OSは起動し、しばらく(数分)
利用できるものの、やはり突然BSoDになる。

IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
というメッセージが見て取れる。

mini dumpが吐き出されていたようだが、
OSが立ち上がった後不安定で、
巨大な解析ツールなどをダウンロードしようにも
その途中でも落ちてしまうので、解析できない。

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試したこと(悪あがきの記録)
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OSのクリーンインストールのし直しで治る可能性は高いが、
その前に小手先でどうにかできる範囲のことをやってみよう。
という主旨でいくつかの悪あがきをしてみた。


1.熱暴走を疑う
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まず、それまでは順調に動いていた機体なので、
突然動かなくなる、ということは、何らかの変化が
あったはずだ。

最初に疑ったのは、熱暴走。
埃がヒートシンクなどに溜まると、排熱がうまくいかず、
起動後数分で、ダウンすることがある。

早速、CPUのファン回りなど、長年溜まりまくった
埃を除去し再起動。

しばらく操作できて、一瞬、「治った」との予感が
頭をよぎったが、残念ながら、それまでと同じように落ちた。


2.ページングファイルの破損を疑う
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Webのお告げによると、
今まで動いていたものが突然BSoDの頻発に見舞われる
というときは、メモリ回りを疑ったほうがよい、という。

メモリそのものの物理的な問題と、
Windowsのページングファイルの破損の可能性だ。

ページングファイルに起因するBSoDのメカニズムは、
詳しくは判らなかったが、
何らかの原因でページングファイル内の整合性が
とれなくなったときにBSoDが起きるらしい。

OSクリーンインストールし直すぐらいなら、
これぐらいは事前に試す価値はあるだろう。

まず、物理メモリを交換するアテはなかったので、
一旦ページングファイルの削除を試みる。

マイコンピュータ右クリック
→プロパティ
→詳細設定
→パフォーマンス
→詳細設定
→「仮想メモリ」の「変更」ボタン
→「ページングファイルなし」を選択し、その横の「変更」ボタン

これで再起動。

まずはこれで様子を見た。

結果、
しばらくは動いているようだったが、
1時間ぐらいしたところでまた落ちた。

しかし、ここで落ち方がBSoDではなく、
画面がブラックアウトする落ち方になる。

画面がブラックアウトしたまま、HDDのアクセスも
なくなり、フリーズした状態になるようだ。

mini dumpも吐き出される様子がない。


3.グラフィックドライバを戻してみる
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画面がブラックアウトするということで、
次に、グラフィック関連のドライバに疑いが及ぶ。

以前、GeForce 420MXのドライバをnVidiaのサイトから
落としてきて入れていたが、チップセットは
ほぼ同じとは言え、実際はDELLの専用のカードなので、
本来は微妙に違っているはずである。

今頃になって何か不具合の原因になっているのだろうか?。
今まではたまたまうまく動いていたものが、
Windowsのアップデートで、どこかがなにかと合わなく
なったのか?

とりあえず、DELLのサポートサイトから、
以前のドライバを探してきてダウンロード。

そのうえで、nVidiaのドライバを削除し、
以前のドライバを入れなおすことにした。

ドライバを入れ替えは問題なく完了し、
無事に起動。

とりあえずBSoDの頻発やブラックアウトによるPCの停止は
なくなったようだ。



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その後の経過
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今のところ、3.の作業から3日が経過したが、
その後、BSoDの頻発や、画面のブラックアウトは
止まっている。

基本的に、安定性は増したようで、連続稼働している。

一度、ペイントブラシの画像を選択して
MS-PowerPoint(Office2003)に貼り付けようしたときに
BSoDになったのだが、再現性がない。

また、安定したところでmini dumpの解析をしたところ、
落ちていたのはほとんどの場合が
Windows Live Mailのプログラムがトリガになっていた
ようだった。

Windows Live Mailは1クリック操作毎に重い処理が
走っているようなので、不安定なときにシステムダウンを
誘発することはあり得そうだ。


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その後の経過2(2011.3.3追記)
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ある朝、PCを起動すると、
BIOSの黒画面に白字で
「Alert! System battery voltage is low.
Strike the F1 key to continue, F2 to run the setup utility 」
と表示された。


そのままF1を押して起動を試みたが、OSが起動し終わらないうちに、
ブルースクリーンになってしまうような状態になってしまった。

マザーボード上の日付・時刻やBIOSの設定を保持している
ボタン電池が消耗しているのだろう。

機体のケースを開けて、電池を交換実施。
「System battery voltage is low」や、ブルースクリーンは
出なくなった。

もちろん日付・時刻はリセットされてしまうので、
再度電源投入後BIOSのセットアップメニューにて
時計を合わせた。

ただし、UPDATEしていたBIOSも工場出荷状態になってしまった
ことにより、新たな問題が発生した。

BIOSのUpdateをしなければならないが、これがまた一筋縄では
いかなかった。

MS-DOS起動用CD(ブートCD)の作成)へ続く。


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